ウクレレの教師をするようになって、ウクレレやハワイの文化を調べている。楽器としては弾けるけれど、教師としては、ハワイアン音楽はもちろん、その周りの文化についても知らなければならないだろう。これは、ハワイ文化をちゃんと調べることをやってないウクレレ教師がゴマンといる中で「いやいや、僕はちがうよ」と言いたいがためではなくて、ウクレレに関わる人々には避けて通れないことだと思っているからなのです。 それで、ハワイ文化の一つに「アロハシャツ」がありますよね。
僕も安いアロハシャツを愛用していましたけれど、そんなもの吹っ飛んでしまう、1940年代以降のアロハシャツを紹介した素晴らしい本が、なんと文庫で出ています。
「ヴィンテージアロハシャツ」角田潤著
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この本、ちょっとヤバいですよ。全然なんともない、奇をてらったことも全然ない普通の文章で書かれているんですが、面白さがものすごいんです。洋服に全然興味のなかった僕でも読みいってしまいます。その柄が採用された社会状況もこちらに知らせてくれて、でも学術的な無味乾燥な文章ではなくて、魅力的なアロハシャツを紹介する文章なのです。こんなの見たら、アロハシャツの高いやつ買ってしまいそうです。というか、もう既に欲しい! もう1冊、ハワイファンならば持っていたい本を買いました。買うの迷ったんですけどねー。そういう本は大抵買ってますね。迷うだけ損なのかもしれないですが、迷ってる間が幸せなんですよねー。
「ヴィンテージウクレレブック」
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あー、こんな本買ってしまったら、後はウクレレのヴィンテージを買うだけなんですけど、お金がない。
だれか、僕に無期限で30万円ほど貸してくれないですかねー。
返せるあてなどないーがー、俺には夢があるんだー、夢の話をしようじゃないかー♪(クレイジーケンバンド「スポルトマティック」より)
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