何か新しいことを始めたら、その歴史を調べると面白いことがいっぱい見つかるような気がする。古楽的アプローチ。
それで買ったのがこれ。
「The 'Ukulrlr A History」
まだ読んでないけど、パラパラめくってると、ウクレレの教本や5弦のウクレレっぽい楽器の絵が載ってたりしておもしろそう。19世紀ギター風のヘッド(8の字ヘッド)のウクレレが表紙に写ってる。こういうデザインのウクレレもいいよな。でも、ちゃんと読めるのか?英語なのが心配。
それと、楽譜もほしいなと思って本屋に行った。ジャズのウクレレアレンジのやつ(キヨシ小林さん編曲のやつね)が欲しかったんだけど、なぜかこれを買ってしまった。
「ウクレレでうたうハワイアン名曲集」
ほとんど知らん曲ですよ。「アロハオエ」だけ知ってる。「珊瑚礁の彼方」と「ハワイの結婚の歌」はYouTubeで見たことあるな。いい曲ですよ。こんなのやってみたいな。 アメリカで1920年代からハワイアンブームになったらしい。そのちょっと前からマーチンもウクレレの生産を始めている。ハワイアン音楽は、当時の最先端の音楽であるジャズと一緒になってる感じがする。どちらも「カッコイイ」音楽だったにちがいない。 日本のハワイアンも調べてみると面白そうな気がする。中学生ぐらいのころ、ウクレレ教本を図書館で借りてきて読んでたけど、それを書いた人はバッキー白片。誰やねん?と思ってたけど、アロハハワイアンズというグループを率いていた人で、日本のハワイアンの第1人者ですな。日本は昔から外国の音楽を取り入れるのが得意だ。ラテンもハワイアンもすべて演歌に聴こえていたけど、日本のに同化してるってことなのかなあ。
小さいときに親の故郷の徳島に帰ったときに駅の待合室でハワイアンがかかってたことをなぜか強烈に覚えている。何もやることのない退屈な時間だったのだと思う。でも今は南国(徳島だけど)のゆるい時間の幸せな記憶に変わってきている。
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