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6月の雨の夜

  • cphmn700
  • 2020年6月26日
  • 読了時間: 1分

友部正人を知っているだろうか。

60年代、70年代のフォークに詳しい人はもちろん知ってるはず。60年代フォークソングのいいところを未だに残している。詩人といわれるだけあって歌詞がしみる。 70年代の「にんじん」に入っている「一本道」は有名。これもすきなのだけど、80年代終わり頃の「6月の雨の夜、チルチルミチルは」という曲に昔からやられている。

同じアルバムの「愛について」は矢野顕子がカバーしたことで有名。子供と大変な毎日をうまくやっているときに、別れた男から電話がかかってくる。もう、もとには戻れないけど、二人とも愛について考えている、という歌詞。この曲もものすごくやりたいけど、なかなかそういう歌を歌える人はいない。矢野顕子の語りみたいな歌はこれ以上ないほどの完成度。

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タイトル曲の「6月の雨の雨の夜、チルチルミチルは」は、初めて聴いたときから、いつかやってみたいと思ってた。去年、俳優の西原希蓉美さんに歌ってもらったら、もう、言うことのない出来。 それを、もう一回やってみたいと思う。梅雨の開ける前に。


この曲は友部正人が歌ってパスカルズが演奏したものがいい。どちらもアマチュア的な部分があって、そういうところがいい感じにこの曲を盛り上げている。何回聴いても泣いてしまう。


 
 
 

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