歌の中にセリフが入るのは昭和歌謡である十分条件だ。
そういうセリフ入りの曲をかっこ悪いものと思っていた。
でも、年齢を経てくると、そんなことどうでもよくなってくる。研究者目線で昭和歌謡を聴くようになると、逆に、そういうセリフ入りとかは重要な事になってくる。
この曲は、そのセリフ部分がとても重要であるし、歌わなくてもセリフだけで何の歌かわかる。それほど売れたのだ。「君といつまでも」。加山雄三である。
写真は「君といつまでも」のシングル盤のジャケット。東宝映画「エレキの若大将」主題歌とある。ギターはおそらくモズライトだろう。よくレゲエの人が持っていたりするやつだ。
ちなみに「君といつまでも」は憂歌団がカバーしている。ちゃんとセリフも入ってる。びっくりするぐらいゆっくりなテンポ。
B面は「夜空の星」。これも有名曲ですね。聴いたら知ってるはず。両A面だと言ってもいいぐらいのカス曲なしである。若大将は出し惜しみなどしないのである。ちなみに、演奏は寺内タケシとブルージーンズ。
ウクレレといえばこの人を無視するわけにはいかないのである。
いつかいつか、と思いながら今日まできたが、やっとウクレレ編曲できた。そんなに難しくないと思う。
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