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国際オンライン音楽祭(その2)

国際オンライン音楽祭の続きです。


次はエストニアからデュオ・ルート。カンネルというハープみたいな楽器を弾きながら歌います。楽器がミニマルっぽく響くので、環境音楽みたい。この感じ好きですねー。


次はインドからアナンディ・バタチャルヤの歌です。このスライドギターみたいな楽器は何なのでしょうか?

そういえばライ・クーダーもインド音楽を録音してましたね。いやー、気持ちいいです。

インドの凄さを思い知らされます。


次は日本の近くの台湾です。ラバガ・タル。いきなり懐かしい感じがします。木琴みたいなのを叩いています。笛は尺八っぽい音ですが「首狩り笛」というそうです。口琴も出てきました。なんとムックリというそうです。アイヌと同じ。


次はレユニオンからサオダージ。どこ?インド洋のマダガスカル島の横にあるフランス領の島です。

人種も楽器もアフリカの元にごちゃ混ぜになってます。

パッと見は90年代の能天気なワールドミュージックブームを思わせますが、音楽はかなりしっかりしています。バカにしたらあかんよ。


次はポルトガルのシンガーソングライター、ルイーザ・ソブラル。あんまり民族的な感じではないです。

でもフォークソング風で結構いい感じ。ナイロン弦のギターってところがポイント高いです。


次は日本ですよー。井上姉妹。太鼓の奏者です。

今、和太鼓奏者は女性の方が多いんじゃないでしょうか。今年はお祭りがないので、和太鼓や笛の音がすごく懐かしい感じがします。かなりヤバイです。涙が出そうです。


最後はスウェーデンからトリオ・トロン。今流行りの北欧音楽ですよ。

ニッケルハルパの人がいますね。弓弾き大正琴みたいな方式の楽器です。ハーディガーディっぽい見た目です。


次世代の若い人が伝統音楽に取り組んで、それを自分の音楽としています。僕らの若い時の右も左もロック少年っていう時代ではないのですね。ロックも面白いけど、伝統音楽やってるってカッコイイ!と思われる時代がすぐそこに来ています。


僕らは変わる時に来ています。古い価値観とはさよならをしなければいけませんが、良いものはそのまま持っていてもいいのです。古いものと新しい考えを組み合わせていく新しい哲学を生み出すのです。

国際オンライン音楽祭、素晴らしい内容でした。必ず良い方向へと向かうことを確信しました。

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