いつもウクレレを教えに行っているパン屋さん、リバーフィールドで古楽のコンサートがありました。
1月からチャリティコンサートにも出てもらっている、京都の古楽歌手、笠原雅仁さんです。今回の共演者はバロック・ヴァイオリンの大内山薫さん。笠原さん主宰のアンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニでもお馴染みの人です。
よくある、皆んなが知っていそうなクラシックの曲ばかりのミニコンサートとは全然違います。聴く方もそれなりの覚悟が要ります。ほとんど知らない曲です。本気でぶつかってきてますねー。
コンサートってこのぐらいやらないと面白くなりません。
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午前中は毎月のようにチャリティコンサート。お茶とパンがついています。
誰でも知っていそうな曲から、本格的な古楽のプログラムを混ぜて45分ぐらいのプログラムでした。
午後からは、それに大幅に曲を追加して、堂々2時間のアフタヌーンティーコンサートです。
お客さんは、パンを中心にした食事をいただきながら聴きました。
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2人という極少人数で演奏するということはあんまりないので、割と貴重なライブになりましたね。
個人の技量を存分に発揮します。
特に、大内山さんってやっぱり上手いよなー、って再確認しました。インプロ(一般的に言うアドリブです)も、すごくいい感じ。
ヴァイオリンってビブラートかけて歌わせるようなのがいいよね、って思ってる人、これはちょっと違いますよ。なんか喋ってる感じ。早口でまくし立てられたり、穏やかに諭されたり。説得力がすごいです。
でも、それをディレクションしてる笠原さんがいいのです。最小限で効果的な伴奏(テオルボとバロックギターでした)に、歌がやっぱり素晴らしいですね。
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プログラムも面白いものでした。
ヴァイオリンのソナタ、タルティーニの曲集の中に急に挿入される歌詞付きの古いメロディとか。
あと、スペインの14世紀の伴奏なしの歌、イタリアの下降低音でのインプロなど。
いつもは聴けない内容なのがお得感もありましたね。
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