インドネシアの超有名曲に「ブンガワン・ソロ」がありますね。ジャワ島を流れるソロ川を歌ったものです。
作詞作曲者のグサン・マルトハルトノは１０代の頃からクロンチョンの楽団で活躍していたそうで、２３歳の時の曲です。第２次世界大戦中に日本軍の慰問としてジャワ島各地を回り、日本兵にもこの曲は大変愛されました。
戦後、日本でも流行りました。
１９４８年の松田トシの録音が初めかな。
これは初めて聴きましたが、かなりいいですね。戦前のオーケストラの感じがまだ残っています。演奏はコロムビアオーケストラです。
次は渡辺はま子、ビクターオーケストラです。１９５３年発売。
こっちはちょっと落ち着いてしっとりとしていますね。
次はダークダックスのやつ。
発売年がわかりませんが、この頃になると僕等も知っている感じの編曲になってきます、
美空ひばりもカバーしています。
歌い出しのひばり節で一気に心を掴みにきますね。なかなかクセが強いです。
小林旭も録音しています。その名も「アキラのブンガワンソロ」です。
歌い出しだけがカバーで、後は違う曲ですね。日本人の作詞作曲になっていますし。なかなかの軽さです。でもアキラだから許しちゃう。
最後に作者自ら歌う「ブンガワン・ソロ」をどうぞ。
これはクロンチョンでしょうか。ゆったりした歌唱なのに演奏はかなり細かいリズムを奏でています。クセになりそうですね。
とりあえずウクレレでなんとかしよう。
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