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ノートルダム(その2)

昨日(7/29)、天満貴族の練習でした。

だいたいやる曲は決まったはずだったんですが、坂本師匠は「もう1曲ぐらいいるかな」って言って、パソコンの前に張り付きました。それから半時間、いや1時間ぐらい、「うわ、ドミノ見つかった!」とか「ボーヌスあったよ」とか報告(いや、独り言やな)してくれるのですが、僕としては「???」なんで、後でまとめて聞くと、同じグレゴリオ聖歌のある部分から作った曲(クラウズラ)をどんどん見つけていったのだとか。それで、元ネタは同じで違う曲をいっぱいできる、僕はまたそれを帰って復習して弾けるようになっとかなあかん、と、そういうわけでして。

ノートルダム楽派の音楽は、CDは少し持ってたんですが、まあ、ここらへんの曲はやることはないやろう、いや、やり方わからへんし、って思ってました。でも、やることになりまして、そうなったら自分で勉強するよりできる人の本番に関わった方が数倍理解が早いですね。スペシャリストが近くにいる状況はありがたいものです。


聖歌の重要性もなんとなくわかってきたし、聖歌の一部分を引き延ばして定旋律にして、違う曲(世俗の曲やったりする)を作るってのも、今のヒップホップやレゲエの作られ方とも似てるし、そんなん昔からやってたんやなあ。

とりあえず今週は数十年に一度、いや四半世紀に一度来るか来ないかの、超内容の濃い週になりました。

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