桜、レンゲの季節が過ぎる頃になると、この植物が目立ってくる。
地方によって呼び方は違うみたいやけど、僕ら(和歌山県人)は「シービービー」と呼んでいた。後で、「ピーピー豆のことやろ?」って誰かに言われたように思う。一般名は「カラスノエンドウ」。
花が咲いた後に豆が出来て、その豆を鞘ごと取り、2つに開いて、中の豆を取り除いて、それを唇で挟んで息を吹き込むと、笛のように「ビー」と鳴る。
僕は、それを1度も成功したことがない。
でも、今になってよく考えてみると、それって「ダブルリード」っていうことやろ? オーボエやファゴットと同じやん。そんな難しいこと出来ますかいな。
知り合いにファゴット奏者(というか、ドルツィアン奏者)がいるけど、そう考えるとリスペクトするなあ。
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