顔を黒塗りにした黄色いスーツを着たおっさんが4人で歌ってるのを見てびっくりした。小学校のときである。シャネルズのデビューだった。
黒人音楽なんてぜんぜんわからない時には「また変なやつが出てきたな」と、横浜銀蝿と同じような扱いをしていたのだけど、今思うとものすごくキワキワなことをテレビでやっていたのである。
19世紀終わり頃のアメリカで、ミンストレルショーというのがあって、白人が黒人の真似をして笑いをとるドタバタ劇なんかをやっていて、白人が靴墨で顔を黒くしていたらしい。それを日本のテレビでやってしまったのだからすごいよね。後から知って反省した。テレビでもクレームがついたらしく、顔を黒塗りにするのはその後にやめていた。
シャネルズがデビューする前に、ドゥワップのすごいやつがデビューするらしい、という噂が広まっていたと最近になって知った。さらにベース担当(歌の方です)の人が一番注目されてたと聞いてまた驚いた。でも、そうだよね。あの声、絶対に忘れないもんね。
でも「ランナウェイ」はいい曲やなあ。
小学5年生のときに、台風が来て途中で帰らなくてはいけなくなった「加太合宿」でキャンプファイアーでの出し物でこれをやる予定だった。
クラスの人気者4人が最前列で歌って、なんとトランペットソロを一人で歌う役もいた。今思い出しても笑える。でも台風だったので室内での宴会となった。
そんな「ランナウェイ」をウクレレ編曲しました。ちゃんと間奏のトランペットも音を取ったよ。
でも、ちょっと弾きにくいなあ。コードのところが少ないのでスカスカ感が。。。
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