昨日は梅田のグラナダでライブでした。僕はキタのお店では弾いたことがないので、遅すぎる本店デビューでした。20時からと21時からの2ステージです。
お店に来てくれたお客様、またネット配信で観てくれた人、本当にありがとうございます。
コロナ休暇後の初ライブがこんな形になろうとは思ってもみませんでしたが、やれることはやっていかなあかんのやな、と引き締まる思いです。
1部と2部のオープニングはウクレレのソロを入れました。
1部の「ハワイの結婚の歌」は割といい感じだったと思うのですが、2部の「ハワイ」はちょっと乱れてしまいました。そんなに緊張していたわけでもなく、集中力が足りなかったんですね。リラックスしすぎても良くないこともあるのです。よくわかりました。
さて、今回のみどころは関西小劇場の歌姫、西原希蓉美の歌です。西原は関西小劇場では売れっ子の女優。俳優になる前に歌手でして、フォーク、JPOP、ロック、ブルース、演歌となんでもこなすシンガーであります。
僕の見るところではフォークを歌わせると泣いてしまうほどいいと思っているのですよ。
新曲を2曲も入れました。長く沈黙していたのを吹き飛ばす目的もあったのです。
オープニングの「サムライ」は沢田研二の1978年のヒット曲。僕が8歳、西原は生まれた年だったか?当然知らない。男の歌だけど、これを西原の歌で聴いてみたかったのです。前からやりたい、というのは伝えてたのですが、今回、僕のワガママを聞いてくれました。なかなかよかったのではないですかね。
もう1曲、2部の最後、斉藤和義の「遺伝」。これは絶対にハマるだろうと思って入れました。こっちの目論見通り、自分の歌にしてくれました。それだけで泣けてきます。ありがとう。
それと、去年の劇団超人予備校の開演前音楽祭でやった曲を2曲、二階堂和美の「女はつらいよ」と友部正人の「6月の雨の夜、チルチルミチルは」をやりました。絶妙の選曲やと思いますね、我ながら。
どちらも自分の歌い方でやってもらいまして、なかなかこの曲をやってる人もいないし、オリジナルみたいに使ってもらえるかな、という感じ。 最後にはやっぱり前から評判の良い高田渡の「ブラザー軒」。文句なしに詩がいい。それを西原の表現でやると、説得力が増すのです。伴奏していて泣きそうになります。 次回のライブも決まりました。 2021年3月17日(水)です。また連絡しますー。
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