クロンチョンというのは楽器の名前だと思っていました。ネットでいろいろと見てみると、インドネシアのポピュラー音楽のことで、その歴史は17世紀頃まで遡れるそう。
使っている楽器は15世紀にインドネシアに来たポルトガルが持ち込んだもので、ウクレレに非常によく似た楽器があります。
ちょっと写真がないのですが、4弦と3弦のものがあって、それぞれチャク、チュクと呼ばれています。この2台でリズムを作り出すということです。実はクロンチョンのバンドにはパーカッション、ドラムがいないのです。
なかなかいいでしょ。
「愛」と書かれた黄色いTシャツの彼はたぶん、チャクを弾いていますね。向こうのおじさんがチュクかな。
「ブンガワン・ソロ」という曲が日本では有名ですね。
小林旭も歌っています。でも、これは日本で作られたものですね。当時の日本の歌謡界のワールドミュージック傾向は凄まじいものがあります。
本場ものもどうぞ。
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