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ぴんからトリオ

メリ〜クリスマス!

頭に三角帽被った酔っ払ったオジさん達がたむろする昭和のクリスマスが懐かしい今日このごろです。ブルーチップ集めてもらったバタークリームの下品な味のクリスマスケーキを食べたいー。 そんなクリスマスですが、最近、宮史郎に注目しているのです。

この髪型とヒゲ、クセ強すぎます。

昔、テレビでぴんからトリオが出ていたときに、「なにか見てはいけないものを見た」ような感じがしていた。それでなくても演歌は苦手、「8時だよ、全員集合」を見ていても、演歌と研ナオコと由紀さおりのときは退屈だった。

50歳を超えた今、それらの音楽、特に演歌を、聴いたり調べたりウクレレに編曲したりして、親しみがものすごく湧き上がってきている。同時にアメリカの黒人音楽、ブルース、R&B、ソウルなどがカッコいいと思えるようになってきた。なんか共通点あるのかな。


歌の技術ということでは演歌ほど洗練された日本の音楽はないでしょうね。

いろいろと聴いていると、湿っぽくて暗いものと思っていた演歌には、そうでないものも多くあることに気づきます。民謡ものと大阪ものがそうです。

大阪ものの典型がぴんからトリオの歌。

Wikipwdiaで調べてみると、ボーカルの宮史郎は姫路のキャバレーで働きながら自主制作でレコードを作っていたらしい。それが50年代。60年代になって大阪に拠点を移して、音曲漫才「スパローボーイズ」、そのすぐあとに音曲漫才「ぴんからトリオ」を結成。なんと初めは漫才師だったのか。あの顔もうなずける。

1972年の大ヒット曲「女のみち」も自主制作、有線と地道な営業で420万枚も売ったそうです。

その後、メンバーの並木ひろしが脱退して「ぴんから兄弟」となる。1983年からはソロ歌手となったそうな。


こんな顔してるけど、歌っているのは女歌です。

ちょっと聴いてみましょうか。

いいですな。

やっぱり上手い。悲しそうな内容ながら明るい曲調が大阪の演歌の特徴でしょうか。都はるみなんかもその感じです。この系統の演歌が最近の好みです。 これを調べていて初めて知ったのは、今も2代目宮史郎がいるってことです。

芸人ならではですね。

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