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さよならは夜明けの夢に

若い時、「Beautiful Songs」というライブを観に行ったことがあった。

大貫妙子、矢野顕子をはじめ、錚々たるメンバーのコンサートだった。


それを楽しみにしている時に、会社の女の子が「Beautiful Songs行くねん。楽しみやわあ。」って言ってたので、その話をしたことがあった。そのとき、「一人だけ知らん人がおるねん。」って言ってて、それが鈴木慶一だった。鈴木慶一を知らんとはけしからん、と、その女子にムーンライダーズのCDを無理やり貸した。

その次の日、「こまっちゃん。これ、やっぱりええわ。」ってすぐに返却。「この人の音楽、たぶん一生わからんわ。」だって。ほんとにもう!怒るで。

ムーンライダーズはいいバンドなのに理解者は少ない。

いい中年になってから、演劇を観ることが増えたけど、劇中の音楽にムーンライダーズはよく使われているように思う。文学的なのか。


このタイトルの曲(さよならは夜明けの夢に)は、鈴木慶一の弟である鈴木博文がリードボーカルをとる曲で、昔から大好きだった。ビートルズの「She's Leaving Home」と同じモチーフ。

ウクレレ編曲をする前に、いろんなところで使おうと持って行ったけど、いずれも却下。

それなら自分一人でやるわい、と、やっと編曲できました。


でも、コードがわからんところが少しあるのよね。ごまかしてなんとか書いてますが。

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