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Van Dyke Parks

ブライアン・ウイルソンを聴いていたら、気になってくる人がいる。

ヴァン・ダイク・パークスだ。

ビーチボーイズの最高傑作とされる「ペットサウンズ」のリリースの後、ブライアンはその頃に知り合ったヴァン・ダイク・パークスと2人で「スマイル」の製作を始める。

でも、このプロジェクトは中止となり、ロック界最大のの未発表アルバムとして知られるようになる。

その後、かなりの時間が経って2004年に完成させることになる。


「スマイル」の完成の前に、ヴァン・ダイクのソロアルバムとして企画されていた「Orange Crate Art」にブライアンをボーカリストとして呼ばれ、2人の名義のアルバムとして発売された。1995年のこと。

このCDをかなり前に買って持っていたのだけど、あんまりピンとこなくて今まで2回ぐらいしか聴いていなかった。ブライアンの「Imagination」を聴いた後に、「もっと聴きたい!」欲求が抑えられなくて、なにかないかな、と探したらこのCDがあった。


聴き返してみると素晴らしいではないか!

ヴァン・ダイクの独特のコード使い、変なオーケストレーションにブライアンの爽やかな、しかしどこか悲しげなリードボーカル、コーラスがからむ。

CDは聴かないからってすぐに売ったりしたらいけないね。十数年してから価値がわかることもある。


ちなみに、ヴァン・ダイクの最新作(といっても2013年リリース)の「Songs Cycled」もいいです。これは前から気に入ってよく聴いているな。


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