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THE HAWAIIAN WEDDING SONG

OhtaSan(ハーブオオタ)が弾いている「ハワイの結婚の歌」。その編曲で弾きたいと、やっぱり思う。

YouTubeでは、左手と右手がわかるような映像となっている。


画像からまずわかるのは、使用楽器はMartinのStyle-3だと思われる。Style-3はソプラノサイズ。たしかピックアップを内蔵していたと思う。Martinには、もともと内蔵しているモデルはないので、後で自分でつけたのだろう。4弦のGはLow-Gを使用している。

右手の爪が非常に長い。クラシックギター奏者並みの長さ。爪を使った音と使わない音を弾き分けている。指頭だけのときのコード弾きは音にならないような、でもノイズでもない、空気を満たす何か。数種類の音を使い分けてるのがわかる。

「本出すのめんどくさいから、これ見て真似してほしい」と本人が言ったかどうかはわからないけど、秘密にされるところはなく、全部さらけ出されている。


これをいちいちチェックして、コードネームつけて、奏法を確認するという、非常に面倒臭いことをやるかやらないかだ。

これを出来るのはたぶん今しかないだろう。


やってみると、そんなに時間はかからなかった。はじめは数日かかるかなと思ったけど。いつも編曲するのが2時間ぐらいだけど、それの2倍ほどで出来た。前に自分の編曲をつくっているので、それを入れれば3倍か。


でもやってみてよかった。

2−5(ツーファイブ)の使い方や、終止の前のとろけるようなディミニッシュコードの使い方、それに同じコードでも違う押さえ方が3通りくらい出てくる。同じコードがつづくところはクリシェで変化をもたせたりしている。

リズムのずらし方も絶妙。頭をずらすのはジャズの考え方か。でもジャズとは明らかに違う空気を生み出している。この辺はなかなか楽譜化しにくい。そのまま書くと後で分かりにくかったりする。

OhtaSanの弾き方はコードを基本にしていて、メロディを弾くときもコードの形を崩していない。弾かない音まで左手で押さえている。右手のズレで余計な音が出ないようにしているのだろうか。セーハを人差し指でなく、中指を使っているらしいところも何回か出てくる。同じ指で弦を2本押さえるところもある。


「編曲っていうのはこういう風にやるんだよ」と教えてくれているみたいだ。

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