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弦高調整

  • cphmn700
  • 2020年2月26日
  • 読了時間: 2分

最近のウクレレは買ってきたそのままで、結構いろいろと最適に調整されていて、弦高の調整などやらなくてもいいものも多いけど、やり方を知っていた方が何かと便利。


まず、ブリッジが高いことが多い。

音をクリアに出しやすくするのと、音量を大きくするためにナットは高めにされていることが多い。

でも、ここが高いと、5フレット、7フレットあたりのセーハが結構しんどい。

それで、このブリッジを低く調整します。

ブリッジとは、この写真の白い横棒のことです。弦を緩めて、これを取り外します。ブリッジはほとんど接着されていません。調整をすることが前提となっているのですね。

これの高さを変更します。紙ヤスリを床に置いて、底を削っていきます。ここで、底を削らないで、頭を削った方がよいと言っている人もいますね。素人が削るとどうしても平らにならないんですよね。なので弦を乗せるところを削ります。僕は底を削ってしまったので、やっぱり平らになりませんでした。


あと、1フレットを押さえた時に力がいる場合、ナットを削ります。

ナットを下げる場合も2通りのやり方があって、1つは弦を乗せている溝を削って深くすること。もう一つはナットを外して、底を削ることです。溝の場合は削りすぎると元に戻せないので、底を削る方がいいかな、と僕は思っています。

ナットは接着されていることが多いので、端っこに木を当てて、金槌でコンと打つと外れます。それで底を削って弦高を下げます。下げすぎた場合は出ない音が出てきたり、ビリつきが出たりします。そういうときは、ナットの底に紙を置いて高さを調整します。


これで、かなり弾きやすくなると思います。

12フレットあたりの弦高(フレットの頭から弦の下部まで)を測ってみると、

2.8mmぐらいですかね。もう少し低くてもいいかな。


3mmぐらいに調整されているとまあまあ弾きやすいです。4mmあると結構弾きにくいかな。

理想は2mm。かなり弾きやすいと思われますが、ビリつきが出たり、音が小さくなったりするかもしれません。

まず、自分の楽器の弦高を知ることですね。

 
 
 

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