酎ハイで苦い思い出がある。
まだ20代初め、そんなに飲みにいった経験もない頃。
ある店で、酎ハイを頼むと、結構甘いやつが出てきた。酎ハイというのは、甲類焼酎を炭酸で割ったもので、そんな甘いことはない、と思い込んでいたのだ。
店員に、「これ、酎ハイやないやろ?焼酎を炭酸で割ったやつ持ってきて?」って言って、後で、「お客様、当店の酎ハイはすでに酎ハイとして仕上がったものを使用しております。」って説明されて、「え?ああ、そうなん?」ってなった、黒歴史があるのだ。
今、思い出しても恥ずかしい。
これは、その時の酎ハイの味がする。
というかそれから30年ほど、馬鹿にせずに何百杯と飲んできた酎ハイの味がする。
店で飲む味。
30年親しんできて今では大好きになった味がする。
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